washu

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2014年12月31日水曜日

セントルイスこどもの遊び場事情(前半)

ご家族を帯同されて留学を予定されている方も多いと思います。
最近、お問い合わせを頂く中にもお子様連れを予定されている方もいらっしゃいますので、セントルイスにおけるこどもの遊び場に関して簡単にまとめたいと思います。

(セントルイス在住の方には、目新しい情報はないと思います、インデックスとして使える様に再編集することが目的です。)

一度に全部は書ききれないので今回は前半ということで。

St. Louis Zoo:http://www.stlzoo.org
フォレストパーク内にある動物園。基本的には無料で、園内の動物を見て周る分には一切お金がかからない。園内にあるミニチュアトレインやエイに触れる体験など一部有料の部分もあり。小さいこども向けのChildren Zooというゾーンは、基本的には有料だが、開園後1時間は無料。全米動物園ランキングでも2位の動物園をほとんど無料で楽しめるということで、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。

大きく4つのゾーンに分かれている。科学を体験できるアトラクション、インドアプレイジム、職業体験、アート教室の4つ。1名10ドルかかる。年間パスは家族で120ドル。1つの場所にいろいろな要素が詰まっており、地元でも人気のスポット。4回以上来れば、年間パスがペイオフされるので、来場者の大半はメンバーの様子。暑い夏、寒い冬において室内で楽しめるということで、貴重な施設のひとつ。一人歩きがしっかりできるようになったら適齢期かと。立地はKirkwoodというエリア。

Science Center:http://www.slsc.org
科学博物館、年齢層はMagic Houseよりも高めかも。ただ、一部ディスカバリールーム(1名3ドル、1セッション45分)という所は、小さいお子様でも楽しめる。プラネタリウムや映画館も併設されている。駐車場代として10ドルかかるが、近くに路駐できれば無料でもいける。施設内は基本的に無料。立地は、フォレストパークの南側。

Transportation Museum:http://transportmuseumassociation.org
電車専門の博物館。入場料は1名8ドル(グルーポンで入場料とミニチュアトレインがセットになっているものの有り)。ミニチュアトレインに乗れるゾーン、昔の蒸気機関車や電車が展示されているゾーン、インドアで電車の玩具で遊べるゾーンに分かれている。乗り物好きな男の子を中心に賑わっている。注意したいのが、月曜日から水曜日はやっていないということと、日曜日は11時からオープンということ(日曜日以外は9時)。

History Museum(特別展示エリア):http://www.mohistory.org
フォレストパーク内にある歴史博物館。ミズーリ州やセントルイスの歴史が学べる施設で、大半が大人向けの展示物だが、特別展示エリアにはシーズン毎に様々な世代に向けた展示が行われる。2014年夏には小さいこども向けの遊べる施設が特別展示として入っていた。毎年あるか分からないが定期的に確認してもいいかもしれない。

後半につづく。

2014年12月28日日曜日

MBAエッセイで気をつけたいこと

年末となりビジネススクールの出願も本格化している頃かと思います。

私の所にもこの時期になると出願に関する質問も増えてきております。

スコアメイク、エッセイ、インタビューの練習等、色々やることも多い中、仕事をしながら出願準備をされている方、ご家族がいらっしゃる方、本当に苦労の絶えない時間を過ごされていると、スカイプの電話口を通じてひしひしと感じます。

自分も同じように準備をしたので、痛いほど気持ちは分かりますし、高い志を持って取り組まれている皆さんには是非がんばってもらいたいなと思っています。

エッセイでは、Why MBAとWhy Schoolについて言及する必要があります。

出願を控えたこの時期に寄せられる質問の多くはWhy Schoolについてです。

よくある質問が、「学校の売りやユニークなことはなんですか?できればエッセイに盛り込みたいんですが、、、」というものです。

この質問、いかがでしょうか?

学校の特色を探すということ自体は否定しませんが、折角なので、もう少し丁寧に質問されたほうがいいのではと思っています。

なぜならば、Why MBAで自分のキャリアの方向性を記している訳ですから、当然それに沿ったWhy Schoolがあってしかるべきで、何を学校で勉強したいか、どうやって貢献したいかが人それぞれ変わってくるからです。

必ずしも「ユニークなこと=あなたのやりたいこと」ではないと思います。

目立つことを書けばいいってもんじゃない。

また、学校のことをよく調べたことを、ただ単にアピールすればいいってもんじゃない。

(併せて、ビジネススクールの差別化を考えるのページも御覧ください)

もっとシンプルに考えて、まず自分のやりたいことを具体的に言葉に落としてみてはいかがでしょうか。そして、それを実現できるフィールドがあるのか質問すべきでしょう。

自分の軸に照らして、学校の特色を比較すれば、本当に学びたいことを学べる環境があるのか否か、見えてくるはずです。

当然、学校の名前、ランキング、ロケーションなどを考慮に入れることは否定しませんが、そんなことよりも最も大事なのは何をどうやって学ぶかということだと思います。

高い学費を払い、時間を犠牲にして、学びにいく訳ですから。

2014年12月24日水曜日

レンタカーでマヤ文明遺跡巡り

冬休み期間を活用して、マヤ文明の遺跡を見るために、メキシコを旅行しました。

この手の遺跡巡りは、ツアーが主流ですが、コスト削減にもなるし、いい経験にもなると思い、レンタカーを現地調達して巡りました。

ホテルに紹介されたレンタカー屋は、HertzやAlamoなどのメジャーどころではなく、地元資本の会社でした。

車を借りに行った時に、店主が「どこにいくんだ?」と聞くので、「チチェンイツアにいくよ」と言ったら、フレンドリーだった店主の顔が急に神妙な顔つきになり、沈黙の後、「チキンピツァ」とダジャレを言ってきました。

え?

いきなりのことで全くリアクションできず。。。

しかしながら、冗談を言う時の緩急とダジャレはメキシコも一緒かと気づいた瞬間でした。

仕事ぶりは、いい具合にいい加減で、運転できないマニュアル車を用意していたり(もちろんAT車をオーダーしてました)、それじゃ運転できないよというと、「オーケーわかったよ、代わりにいいのがあるよ」と言って、グレードあげるから10ドルくれと言ってきたり(なめんなと)。挙句の果てに、代車にいざ乗ってみたらガソリン切れそうだったりと、幸先の悪いスタートとなりました。

マヤ文明の遺跡はユカタン半島に点在しています。チチェンイツアはユカタン半島の真ん中辺にあり、トゥルムは南の海岸沿いにあります。また、遺跡の他に、セノーテというきれいな泉が点在しています。ちなみに、リゾート地カンクンはユカタン半島の東端。

参考リンク
チチェンイツア
トゥルム
セノーテイキル

各名所をつなぐ道は、だいたいが片側一車線の一本道で、両サイドには木がびっしりと生えていて、森の中をひたすら走るってイメージです。ただ、木の高さはそこまで高くなく、真っ暗な中を走るわけではないです。でも、目の前に広がる景色が変わらないので退屈なのと、一体この道がいつ終わるのか少し不安に駆られました。

道自体は、安全で、道中危ない思いをすることもありませんでした。標識はもちろんスペイン語ですが、直感的にわかるレベルだと思います。

一本道を進んでいると、10マイルおきくらいに村の集落みたいなのが出てきます。これがまた曲者で、その集落の中を通る時は、制限速度がかなり遅いんです。

そして、その集落の道中にはコンクリートを盛った様な突起物が何個か出現します。たぶんこれは、速度を制限させる、かつ、横断歩道のような機能を併せ持っているようでした。減速しないで走ってしまったら、かなりの衝撃をくらうことになり、それこそタイヤが一発でパンクするんじゃないかと思うくらいの突起物でした。もちろん、突起物あります的な標識があるんですが、道の両サイドに木が生えているだけに、たまに木に隠れていて見落とすリスクがあるので要注意。こんなところで、パンクを修理することになったら大変だろうなと想像しながらひたすら走りました。

また、その突起物のところには、時折人が立っていて何かを売ろうとしてきます。売っているものはだいたいがジュースや野菜です。ドライブスルー感覚なんでしょうか、よく考えたものですね。集落の雰囲気は、決して豊かな暮らしを連想させるものではありませんでした。治安面でどうかいう点は、ただ通り過ぎただけなのでよく分かりませんが、いきなり襲われるとかそういう危険な感じではなかったです。

基本的には道路は無料ですが、180号線に並走する形で有料道路がありました。180号線というのは、ユカタン半島東端のカンクンと半島中心部のチチェンイツアを結んでいます。この有料道路を通ると、上記の集落を抜ける必要がなく、途中で速度を落とす必要もないので時間の節約になります。片道だけでも試してみてもいいかもしれません。料金は、片道250ペソ(=20ドルくらい)だったと思います。ややお値段がするので、地元の人はあまり使わない様子でした。実際、結構空いていました。でも、かかる時間は倍くらい違ってきます。

遺跡、泉そのものについての感想は、他のサイト・ブログに譲りますが、ずっと行きたかった場所だけに感動しました。

海外での運転に慣れている人は、レンタカーをお勧めします。レンタカー代、有料道路、遺跡入場料、遺跡駐車場などの総コストを勘案しても、1人あたりのツアー代金よりは安くなるし、移動の自由度が増す。そして、地元集落の雰囲気を肌で感じたりできるのもメリットだと思います。

最後に、車を返しに行った時には、店主は店におらず、別の場所でシエスタ(昼寝)をしていました。

参考:メキシコでの運転免許証