washu

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2014年1月4日土曜日

ビジネススクールの差別化を考える

ビジネススクールに出願する時に、Why Schoolは必ず整理しておかなければならない事項のひとつ。然し乍ら、ビジネススクールで学ぶことはある程度一般化されており、正直どこの学校に行っても学ぶべきことはほとんど一緒なんだと思う。そんな中で、学校側も学生を集める為に、いろんな手を打って差別化を試みている状況。実際に、各学校のホームページを見て何を売りにしているかキーワードを並べて見比べてみても、Teamwork, Experimental Learning, Diversity, Flexible等の共通したキーワードが浮かび上がってくる。どの学校も独自色を出そうとがんばっているが、結局同じ様な見え方になっている。
ハーバードビジネススクールのヤンミムン教授の書籍「ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業」で言われている様に、差別化を競えば競う程、お互いの違いが小さくなると言われている。これはビジネススクールにおける差別化にも通ずるなと思う。

ランキング、卒業生のネットワーク、実践的な学習、ケース中心、レクチャー中心、少人数等々、理由作りの為に、何に焦点を当てるかはアプリカントの自由だとおもうが、実際に入ってみて思うのは、生かすも殺すも自分次第ということ。機会があってもチャレンジ出来ないで消化不良になっている人はいるし、どんな局面でもリーダーシップを発揮して他の学生を魅了する人もいる、また、ある特定のことに打ち込んで目立っている学生もいる。本当にそれぞれだ。

だから、Why Schoolでは、実際にその学校に入ったら、自分は何をやり遂げるかを学校側に宣言すればいいんだと思う。あなたの学校は、他の学校と違って、あーだこーだと説明しても、極論差別化が難しいビジネススクールなのだから説得力のある説明にはならない。

この場合、個別性の高い情報が価値を持つ。

だから、自分の足で情報を集めるしかない。実際に経験した人に話を聞いて、自分がやりたい事と重なる部分は無いか探していく事が大切なんだろう。

自分が受験している時に、どんなにスコアが出てなくても、卒業生に話を聞く事を怠るなと先輩からアドバイスをもらっていたが、その意味が今更ながらよく分かった。