単語学習ほど単調で苦痛なものはないと考えてらっしゃる方も多いかもしれません。
話せる事を主眼においたらそんなに難しい単語覚えなくてもいいし、普段の会話では難しい単語はまず使いません。
でも、試験となると話は別です。
TOEFLでは一般教養的(科目でいうと理科、社会)な単語も含めて数多くの単語を覚える必要があります。
知らなきゃ解けないし、聞いてても知らない単語は当然スルーしてしまいます。
また、ライティングのIntegarated Writingのセクションでも知らない単語があると致命的です。
巷では、旺文社のTOEFL3800が有名ですが、僕は内宮先生のTOEFLテスト頻出英単語4000をお勧めします。この単語集は同義語も一緒に覚えられる様に作られています。同義語の習得は、リーディングの単語問題やライティングのパラフレーズの時に役に立ちます。
では、4000もどうやって覚えたら良いのか?
絶対数日経ったら忘れるに違いない、、、
私自身、覚えてもすぐに忘れました。で、また覚えるの繰り返し。
でも、同じ本を眺めているだけでは単語の順番も同じなので記憶の定着率が落ちる。。。
そんなジレンマをいつも抱えていました。
ある時、このフラッシュカードアプリを使う様になってから単語の暗記があんまり苦ではなくなりました。
使い方は以下の通りです。
1、単語とその意味、同義語をひたすらエクセルに打ちまくります
(苦痛ですがあとで得られるベネフィットは絶大。我慢しましょう)
2、CVS形式で保存して、このアプリに読み込ませます。
3、ランダム表示に設定して使います。
こうすることで、寝る前のちょっとした時間、入浴中、電車の移動時間、アポイントまでの待ち時間など、すき間時間を使って何度も何度も単語学習をすることが出来ました。
机に座って「さー単語やるか」みたいな時間の使い方はもったいないですからね。
そんな暇あったら、集中してシャドーイングでもするか、集中して文章を早くたくさん読む練習をした方がいいです。
勿論、耳でも単語を入れる必要がありますので、iPhoneに入れたCDを時折流すもの忘れずに。
最後に、
「耳で聞いて単語のイメージが湧く、目で見てすぐイメージが湧く」
これがゴールです。
日本語訳を忠実に覚える必要はありません。
こんな感じのイメージの動詞だったな、形容詞だったな、同義語はこの単語と仲間だったな、くらいで十分なのです。もちろん、スペリングは正確にしなければなりませんが。
この記事を掲載後、知人から教えてもらったのですが、今はmikanというアプリがあって、上記で述べたようなことを簡単に実現できるようですね。しかも音声ありとのこと。便利になりましたね。数年前までTOEFL系のアプリなんてあんまりなかったのに。
まあ、個人的には、自分で入力したCSVファイルに愛着を感じることができたからこそ、単調で辛い単語学習を乗り越えることができたと思っているのですが、テクノロジーの進歩の恩恵を受けるのも一案かと。。。