washu

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2014年10月30日木曜日

MBA受験④ TOEFL Writingで確実に点を上げる

本質的では無いと分かっていながらも、TOEFL Writingでは確実に点数を上げるコツがあります。

ライティングセクションは2つに分かれています。

一つ目は、Integrated Writingと呼ばれる「文章を読んで、音声を聞いて、サマリーを書く」というもの。

これは、他のブログなどでもよく書かれていることですが、テンプレートを活用して効率よくまとめて行くという戦略が一番です。その戦略に磨きをかける何点かのポイントを列挙します。

  • リスニング力を向上する:やはり聞けなければ、書けません。とはいっても、このリスニングパートは、TOEFL Listeningよりも短く、そして、型も決まっているので、コツをつかめば聞き漏らしも少なくなります。定番の型は、文章の内容に対して批判的なスタンスの表明、そしてその後に何故反対なのかの理由を3点述べるというものです。そして、ちゃんとFirst, Secondなどを使って分かりやすく話してくれるので内容はつかみやすいです。
  • テンプレートを自分なりに高度化する:出回っているテンプレートは、簡素なストラクチャーのものが多いです。出回っているテンプレートだけではFairは取れても、Goodはなかなかもらえません。文字数を多くかけるか、バリエーションのあるワードチョイスを行っているかも採点の基準になるので、テンプレートを長くしたり、テンプレートの中で使う単語のバリエーションを増やしましょう。具体的には、接続詞や、原因と結果を表す動詞などに一工夫を加えましょう。
  • タイピングのスピードを上げる:時間内にたくさん書くには、勿論、早く打てなければなりません。毎日英語のタイピングの練習を行いましょう。高速ブラインドタッチをマスターすれば、余裕を持って問題にも臨めます。

もうひとつのパートは、Independent Writingと呼ばれるセクションです。これは、ランダムに出されるお題に対して、自分のスタンスを述べ、その理由を具体例を交えて説明するというものです。

ランダムに出題される問題に対していちいち頭を悩ませて書いてもいい点数が取れるとは限りません。

TOEFLはReading, Listening, Speaking, Writingの4セクションから成り立ち、受験の順番もReading, Listening, Speaking, Writingです。そして、Independent WritingはWritingの中でも2番目に来ます。つまり、最後の最後のパートなのです。ここまで来るにも何度も困難を乗り越えて、今回はいい点数が出そうだと思った時に、最後にのしかかってくるIndependent Writing。ここでつまづく訳にはいきません。僕自身何度も、このパートのせいで何度も辛酸をなめました。

苦悩を重ねて思いついた戦略について以下の通り述べます。この戦略をとったおかげでライディングは27以上をコンスタントに確保出来る様になりました(勿論、Integratedでちゃんと聞き取れているという前提ですが、、、)そして、ベストスコアは満点でした。

  • テンプレートを自分なりに高度化する:Integratedと同じです。テンプレートは出回っているのでそれを入手して、それを自分なりに作り替えます。作り替える理由もIntegrated と同じです。
  • 鉄板ネタを5個用意する:どんな問題が来ても5つの鉄板ネタから答えを書きます。ネタの種類は、学校のこと、友達のこと、旅行のこと、メディアのことなど被らないように幅を持たせて用意します。それぞれのネタでは必ず3つの具体例を用意して下さい。つまり、5×3の15個のネタを用意出来ることになります。
  • 鉄板ネタを作ったら信頼出来る人にチェックしてもらう:どんな問題が来てもこれらのネタを使いますので、それぞれの質を上げる必要があります。必ずネイティブチェックをしてもらい、文構造のミス、単語のミス、スペルミスなどすべてのミスを撲滅しましょう。また、それぞれのネタはなるべく長くしましょう。字数を多く書くのもポイントですので。
  • ネタが出来たら、暗唱しましょう:見て覚えるのではなく、見ないで暗唱出来る様になりましょう。すき間時間でもこれは出来ます。

本番では慌てず、焦らず用意したネタを組み合わせて回答を作りましょう。事前に用意したネタの組み合わせだと、ロジックが破綻してないかとか細かい事は気にしないで下さい。

「まず自分のスタンスを示す。理由はこうだ。なんでそう思うか?自分にはこういう具体例があるからだ」と言えば、説明になるんです。そんなもんなんです。

最後に、暗唱する事のもう一つのメリットを説明します。それは、SpeakingセクションのIndependent Speakingでそのまま使えることです。

出来るだけ効率的に勉強する事もTOEFL攻略のポイントだと思います!


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