スタートアップ、起業、ベンチャー等、色々な呼び方がされていますが、アントレとは、詰まる所「これまで世の中に無かった新しい価値を提供し事業として興し、人々の暮らしを豊かにする」というものと理解しています。
あまり知られていないかもしれませんが、Olinは結構アントレに力を入れています。
ちなみに、プリンストンレビューの全米ビジネススクールランキング、アントレプレナーシップ分野にてオーリンは第6位にランクインしております。
元起業家でもあるPro
Hatcheryと呼ばれるプログラムでは、米国にてベンチャービジネスを検討している起業家に対してビジネスプランを提案します。また、活動の範囲は米国内にとどまらず、ハンガリーやイスラエルのプログラムでは、現地のベンチャー企業に対してコンサルティング活動を行います。
MBAにおいて、ファイナンスやマーケティング等でハードスキルを積み上げて行くのも良いかもしれませんが、自分の人間力も含め、これまで勉強してきた全ての事柄を統合して、ビジネスを如何に育てていくかを考える。これはMBAにおける学
Olinのアントレ、興味のある方は是非!
最後に、導入のクラスでHoleKamp教授が最後に生徒に送ったメッセージを紹介します。
リーダーとマネージャーは違う。
リーダーとは、ビジョンを示し、先頭に立ち事業を牽引して行く人物。
マネージャーとは、リソース(ヒト、モノ、カネ)を如何に効率的かつ効果的に運用して行くかを考え実行する人物。
アントレプレナーたるものリーダーでなければならない。
リーダーに求められる要素は4点。
①熱意:熱意は押し付けるのではなく共有するもの。プロアクティブな姿勢を持て。
②知力:知力は自信と信頼に繋がる。知ったふりをせず全ての瞬間を学びの機会と捉えよ。
③人を想う心:全ての仲間のキャリアや将来を親身に考えよ。まず人に与えることから始めよ。
④高潔:どんな難局においても軸をブラすな。一貫性に信頼が宿る。
本を読めば出てきそうなフレーズもありますが、Holekamp教授自ら起業する中で得た言葉ですし、過去私自身がやってきた仕事を振り返ると、深く納得出来ました。③は本当に大切だと思います。アントレプレナーのみならず、企業で働く人にとっても通ずるものだと思います。