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2014年10月6日月曜日

効果的なブレストのやり方

またまたクリエイティブシンキングのクラスより。皆様の暮らしに役立つトピックス。

 Brainstorming(通称:ブレスト)は、会社などでもよくあるミーティングのやり方。

このブレストをより効果的に行う“順番”があるというので記しておきます。

①個人ワークの後にチームワークをやるという順番

一般的なブレストは、司会やファシリテーターの人がホワイトボードの前に立ち、参加者からアイディアを出してもらい、ホワイトボードに記していくスタイル。(と仮定します。人によりやり方に個人差があると思いますので。。。)

一方、この新しいやり方では、まず最初に10分間、各人が白い紙にアイディアを思いつく限り書き出していきます。その後の10分間でアイディアを共有して、それぞれのアイディアを組み合わせたりしながらビルトアップしていくという形です。

メリット:他人の意見に合わせてしまうという人間の習性を排除すること、フリーライダーを予防すること、の2点。


②原因/課題の整理の後に解決策の検討を行うという順番

何事も、原因/課題とそれに対するソリューションというセットで議論が進んでいくこととと思います(と仮定します。場合によってはそういう形におさまらないことがブレストのテーマになり得ますので。。。)

この新しいやり方では、まず最初の15分は、個人ベースで、原因/課題について『だけ』アイディア出しをします。この際にも、①のやり方を踏襲して、個人ワークの後にグループワークに移ります。各人から意見を集めて、それをチームで吟味して本当の原因は何かについてコンセンサスを取ります。その後、特定された原因に対する解決策について、次の15分でアイディア出しをします。プロセスは同じで、まず各人からアイディアを書き出して、それを集めてチームで吟味します。

メリット:最初から解決策に向かって考えてしまうと、本当の原因を見つけられない可能性が残る。また、このやり方をした方が、統計的に解決策のアイディアの数が多くなるらしいです。

お試し下さい。