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2014年12月28日日曜日

MBAエッセイで気をつけたいこと

年末となりビジネススクールの出願も本格化している頃かと思います。

私の所にもこの時期になると出願に関する質問も増えてきております。

スコアメイク、エッセイ、インタビューの練習等、色々やることも多い中、仕事をしながら出願準備をされている方、ご家族がいらっしゃる方、本当に苦労の絶えない時間を過ごされていると、スカイプの電話口を通じてひしひしと感じます。

自分も同じように準備をしたので、痛いほど気持ちは分かりますし、高い志を持って取り組まれている皆さんには是非がんばってもらいたいなと思っています。

エッセイでは、Why MBAとWhy Schoolについて言及する必要があります。

出願を控えたこの時期に寄せられる質問の多くはWhy Schoolについてです。

よくある質問が、「学校の売りやユニークなことはなんですか?できればエッセイに盛り込みたいんですが、、、」というものです。

この質問、いかがでしょうか?

学校の特色を探すということ自体は否定しませんが、折角なので、もう少し丁寧に質問されたほうがいいのではと思っています。

なぜならば、Why MBAで自分のキャリアの方向性を記している訳ですから、当然それに沿ったWhy Schoolがあってしかるべきで、何を学校で勉強したいか、どうやって貢献したいかが人それぞれ変わってくるからです。

必ずしも「ユニークなこと=あなたのやりたいこと」ではないと思います。

目立つことを書けばいいってもんじゃない。

また、学校のことをよく調べたことを、ただ単にアピールすればいいってもんじゃない。

(併せて、ビジネススクールの差別化を考えるのページも御覧ください)

もっとシンプルに考えて、まず自分のやりたいことを具体的に言葉に落としてみてはいかがでしょうか。そして、それを実現できるフィールドがあるのか質問すべきでしょう。

自分の軸に照らして、学校の特色を比較すれば、本当に学びたいことを学べる環境があるのか否か、見えてくるはずです。

当然、学校の名前、ランキング、ロケーションなどを考慮に入れることは否定しませんが、そんなことよりも最も大事なのは何をどうやって学ぶかということだと思います。

高い学費を払い、時間を犠牲にして、学びにいく訳ですから。