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2014年10月31日金曜日

セントルイスお刺身事情

種類は限定的ですが、Bob's Seafoodという魚屋さんでお刺身用の魚が買えます。

具体的には、サーモン、トロ、ホタテなどが買えます。

コストは、7ドルくらいで二〜三人前のサーモン刺身が買えるイメージです。

そんなに高くないと思いますし、味も冗談抜きに旨いです。

また、Global Foods Marketには、イクラが置いてます。

質はだいぶ落ちますが、同じくGlobal Foods Marketには冷凍物ですが、寿司用の海老も売ってます。

セントルイスに来る前は、中西部は内陸だから魚が食べれないんじゃないか、もしくは、お魚クラブと言われる共同購入制度の活用となり気軽に買えなくなるんじゃないかと、心配してましたが、実際は買える所がちゃんとあるということです。


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2014年10月30日木曜日

MBA受験④ TOEFL Writingで確実に点を上げる

本質的では無いと分かっていながらも、TOEFL Writingでは確実に点数を上げるコツがあります。

ライティングセクションは2つに分かれています。

一つ目は、Integrated Writingと呼ばれる「文章を読んで、音声を聞いて、サマリーを書く」というもの。

これは、他のブログなどでもよく書かれていることですが、テンプレートを活用して効率よくまとめて行くという戦略が一番です。その戦略に磨きをかける何点かのポイントを列挙します。

  • リスニング力を向上する:やはり聞けなければ、書けません。とはいっても、このリスニングパートは、TOEFL Listeningよりも短く、そして、型も決まっているので、コツをつかめば聞き漏らしも少なくなります。定番の型は、文章の内容に対して批判的なスタンスの表明、そしてその後に何故反対なのかの理由を3点述べるというものです。そして、ちゃんとFirst, Secondなどを使って分かりやすく話してくれるので内容はつかみやすいです。
  • テンプレートを自分なりに高度化する:出回っているテンプレートは、簡素なストラクチャーのものが多いです。出回っているテンプレートだけではFairは取れても、Goodはなかなかもらえません。文字数を多くかけるか、バリエーションのあるワードチョイスを行っているかも採点の基準になるので、テンプレートを長くしたり、テンプレートの中で使う単語のバリエーションを増やしましょう。具体的には、接続詞や、原因と結果を表す動詞などに一工夫を加えましょう。
  • タイピングのスピードを上げる:時間内にたくさん書くには、勿論、早く打てなければなりません。毎日英語のタイピングの練習を行いましょう。高速ブラインドタッチをマスターすれば、余裕を持って問題にも臨めます。

もうひとつのパートは、Independent Writingと呼ばれるセクションです。これは、ランダムに出されるお題に対して、自分のスタンスを述べ、その理由を具体例を交えて説明するというものです。

ランダムに出題される問題に対していちいち頭を悩ませて書いてもいい点数が取れるとは限りません。

TOEFLはReading, Listening, Speaking, Writingの4セクションから成り立ち、受験の順番もReading, Listening, Speaking, Writingです。そして、Independent WritingはWritingの中でも2番目に来ます。つまり、最後の最後のパートなのです。ここまで来るにも何度も困難を乗り越えて、今回はいい点数が出そうだと思った時に、最後にのしかかってくるIndependent Writing。ここでつまづく訳にはいきません。僕自身何度も、このパートのせいで何度も辛酸をなめました。

苦悩を重ねて思いついた戦略について以下の通り述べます。この戦略をとったおかげでライディングは27以上をコンスタントに確保出来る様になりました(勿論、Integratedでちゃんと聞き取れているという前提ですが、、、)そして、ベストスコアは満点でした。

  • テンプレートを自分なりに高度化する:Integratedと同じです。テンプレートは出回っているのでそれを入手して、それを自分なりに作り替えます。作り替える理由もIntegrated と同じです。
  • 鉄板ネタを5個用意する:どんな問題が来ても5つの鉄板ネタから答えを書きます。ネタの種類は、学校のこと、友達のこと、旅行のこと、メディアのことなど被らないように幅を持たせて用意します。それぞれのネタでは必ず3つの具体例を用意して下さい。つまり、5×3の15個のネタを用意出来ることになります。
  • 鉄板ネタを作ったら信頼出来る人にチェックしてもらう:どんな問題が来てもこれらのネタを使いますので、それぞれの質を上げる必要があります。必ずネイティブチェックをしてもらい、文構造のミス、単語のミス、スペルミスなどすべてのミスを撲滅しましょう。また、それぞれのネタはなるべく長くしましょう。字数を多く書くのもポイントですので。
  • ネタが出来たら、暗唱しましょう:見て覚えるのではなく、見ないで暗唱出来る様になりましょう。すき間時間でもこれは出来ます。

本番では慌てず、焦らず用意したネタを組み合わせて回答を作りましょう。事前に用意したネタの組み合わせだと、ロジックが破綻してないかとか細かい事は気にしないで下さい。

「まず自分のスタンスを示す。理由はこうだ。なんでそう思うか?自分にはこういう具体例があるからだ」と言えば、説明になるんです。そんなもんなんです。

最後に、暗唱する事のもう一つのメリットを説明します。それは、SpeakingセクションのIndependent Speakingでそのまま使えることです。

出来るだけ効率的に勉強する事もTOEFL攻略のポイントだと思います!


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2014年10月27日月曜日

シカゴへの小旅行

セントルイスからシカゴまでは車で4時間半〜5時間。

道順は至ってシンプル、ハイウェイI-55をひたすら北上していくのみ。

なーんにも無い畑の中をどんどん走って行きます。

牧場でゆったりと歩く馬や牛、延々と続く線路には貨物列車が悠々と走り、アメリカの広大さを実感出来ます。

基本的に渋滞することもないので、クルーズコントロールをセットしてリラックスのドライビング。意外とあっという間に着いてしまうものです。

途中、青い看板でRest Areaと書いてある休憩所が数カ所あります。日本のサービスエリアの様なレストランなどは無く、お手洗い、自動販売機、ベンチ、子供が遊べる遊具などがあるシンプルな作り。さすがに5時間のドライブですので、いつも1回は利用します。

宿泊場所は、だいたいArlington Heightsと呼ばれるエリアです。
日本スーパーMitsuwaがあるのと、Woodfild MallにはIKEAも入っているので買い物に便利。
特に、Holiday Inn Express Arlington Heitghtsでは朝食にごはんとみそ汁もついてきますし、値段も手頃、ミツワへ車で1分、IKEAへ8分と好立地なのでお薦め。

Arlington Heightsは公園の感じなど、どことなくセントルイスにも似てるところがありました。

一方で、ここは、日本人村と言っても過言でない程、日本のお医者さん、学校、幼稚園が点在している様子でした。わざわざアメリカまで来て、日本人が多い所に住むのも、、、という人には向かない場所ですね。狭い世界になりがちでややこしいこともありそうですし。勿論、暮らしに便利な部分も揃っているとは思いますが。

さて、Arlington Heightsからシカゴの中心地まではI-90を東に40分ぐらい車を走らせる必要があります。ここはデメリットでしょうか。。。ただ、日程に余裕があれば、この移動時間も許容出来ると思いますので、ホテルも安いですしArlington Heightsで十分でしょう。

途中、有料道路が出現します。ミズーリ州セントルイスではなかなかお目にかかりませんが、シカゴ周辺では何個かあります。

有料道路の入り口は、事前登録車両と一見様で分かれており、当然一見様の入り口へ。

ここで注意したいのは、一見様は、現金払いのみということ。また、ゲートによってはコインしか受け付けていない所もあります。ゲートキーパーがいれば、紙幣も受け付けてくれます。いない場合は、コインのみです。金額は、1.9ドル、1.5ドル、0.9ドルの3種類を見かけました。コインの持ち合わせが無いとき、ネット上で後から10ドル払わなければならないので注意しましょう。ナンバープレートを写真撮られているので逃げられません。

中心地では、ミレニアムパーク、シカゴ建築、博物館、美術館、水族館などなど観光名所に加えて、ミシガンアベニューでのお買い物、シカゴ名物ディープディッシュピザ、ステーキなどを堪能出来ます。この辺りの詳しい情報は人気のガイドブックをご参照下さい。

日本食については、やはりラーメン、寿司、焼き肉など一通り楽しめますが、そこまで数はない印象です。中心地から離れた場所にもあり、点在しているので、事前に場所を確認して、観光ルートとうまく組み合わせるのがポイントです。

シカゴ中心地でのパーキングですが、ミレニアムパークやホテルのパーキングも使えますが、ちょっと高いです。一方で、路上駐車も出来る場所が結構あります。セントルイスですと路上駐車する時は、小銭コインで支払わなきゃならないのですが、ここでは、駐車可能な位置に車を停めて、カードで払ってシールタイプのレシートを車のダッシュボードに貼っておけばOKです。小銭を気にしなくていいのは便利ですね。

最後にミツワについて書きます。毎日9時から20時まで開店しています。ただ、スーパーの中にあるフードコート、書店、酒屋などは開店時間が異なりますので注意して下さい。ちなみに、フードコートにあるラーメン屋の山頭火は11時開店です。閉店は19時半ですが、19時15分くらいにはラストオーダーになっているので気をつけましょう。フードコートでは、その他テイクアウトの寿司、そば、ソフトクリームなどが楽しめます。紀伊国屋書店も入店しています。書籍に加えて、日本の文房具も置いてます。


2014年10月6日月曜日

効果的なブレストのやり方

またまたクリエイティブシンキングのクラスより。皆様の暮らしに役立つトピックス。

 Brainstorming(通称:ブレスト)は、会社などでもよくあるミーティングのやり方。

このブレストをより効果的に行う“順番”があるというので記しておきます。

①個人ワークの後にチームワークをやるという順番

一般的なブレストは、司会やファシリテーターの人がホワイトボードの前に立ち、参加者からアイディアを出してもらい、ホワイトボードに記していくスタイル。(と仮定します。人によりやり方に個人差があると思いますので。。。)

一方、この新しいやり方では、まず最初に10分間、各人が白い紙にアイディアを思いつく限り書き出していきます。その後の10分間でアイディアを共有して、それぞれのアイディアを組み合わせたりしながらビルトアップしていくという形です。

メリット:他人の意見に合わせてしまうという人間の習性を排除すること、フリーライダーを予防すること、の2点。


②原因/課題の整理の後に解決策の検討を行うという順番

何事も、原因/課題とそれに対するソリューションというセットで議論が進んでいくこととと思います(と仮定します。場合によってはそういう形におさまらないことがブレストのテーマになり得ますので。。。)

この新しいやり方では、まず最初の15分は、個人ベースで、原因/課題について『だけ』アイディア出しをします。この際にも、①のやり方を踏襲して、個人ワークの後にグループワークに移ります。各人から意見を集めて、それをチームで吟味して本当の原因は何かについてコンセンサスを取ります。その後、特定された原因に対する解決策について、次の15分でアイディア出しをします。プロセスは同じで、まず各人からアイディアを書き出して、それを集めてチームで吟味します。

メリット:最初から解決策に向かって考えてしまうと、本当の原因を見つけられない可能性が残る。また、このやり方をした方が、統計的に解決策のアイディアの数が多くなるらしいです。

お試し下さい。




イノベーションについて考える

『多様な知のコラボレーションが新しい価値、イノベーションを生むのか?もしくは、限られた天才だけがイノベーションの旗手となり得るのか?』

度々、考えてしまうテーマのひとつです。勿論答えなんか無くて、どっちも正解なんだと思うんですが、今回は前者の事例として、クリエイティブシンキング講義のゲストスピーカーに来ていたNestle Purina(本社:セントルイス)という企業の方の話をもとにイノベーションについて考えてみます。

彼は、10カ国以上異なる国に住んだ事があり、10社以上異なる会社に勤めた事があり、職務も営業からマーケティング、開発などなど多様なバックグランドを持つ。現在は、Nestle Purinaで新製品開発に携わる。

そんな多彩なバックグラウンドを持った彼でも斬新な商品開発というのは難しいという。

彼が語るイノベーションを起こす組織のルール。

①多様な人材をチームに集める。
②リスクテイカーを重用する。
③意思決定の際には、発案者が、アイディアがいかに素晴らしいかを証明し、聴き手が、そのアイディアをブラッシュアップ/ビルトアップすることを是とする。決して、政治的な方法で意思決定しない。証明し尽くすということが大事。

などなど。

イノベーションを促進させるべく組織作りを日々進めているという。

実際のところ、アイディア出しはそこまで苦労しない。

良いメンバーが集まり、お互いを認め合う空気が醸成されれば、Diverseなアイディアがどんどん出てくる。

しかし、その後の、出てきたアイディアを纏めて行くConvergenceという工程が一番難しいという。

その際、留意することは3点。

①解決すべき本質的な問題は何か?に立ち返る
②ソリューションは可能な限りシンプルに
③Extremeなアイディアも最後まで切らずに残す

時にはありきたりなアイディアに収束してしまう事もあるが、このプロセスを何度もいろんな角度から行うことが大事とのこと。